自分が『執着』しているものの『正体』とは?

先日出かけた先で、こんなものを見つけました。

或る時は、可憐な花…。

下の写真にある花の名前、分かりますか?

18-011 写真 花

「ミツマタ」といいます。
枝の先が、三つに分かれている。
三つの股に分かれているから「ミツマタ」。

冬から春先にかけて、枝の先に白い花を咲かせます。

今回、私が注目してほしいのは、花ではなくて、枝。
しかも、枝の外側にある樹皮。

実は、この樹皮が、お札の原料になっています。
樹皮に含まれる繊維を使い、お札を製造するのです。

「えっ!? そうなんだ!!」
と思われた方も、多いかもしれません。

私たちが普段から愛してやまない(??)、「お金」の原料になっているのが、この可憐な花を咲かせる植物だったのです。

しかして、その実態は???

 

幽霊の 正体見たり 枯れ尾花

こんな狂歌が古くからあります。

私たちが、普段何気なく接し、
何の疑いもせぬまま「そういうもんだ」と思い込んでいることって、沢山あります。

幽霊だと怖がっていたものの正体は、
実は枯れて風に吹かれている植物であった…。

これが、この狂歌の意味です。

私たちが、普段から

悩み・不安・恐怖

に思っていることって、
その「正体」を探っていくと、

「えっ!? そんなことだったの!?」

と、拍子抜けしてしまうものなのかもしれません。

このような「思い込み」を外して「リセット」し、
さらにその先に進んでいこう!

というコンセプトを持っているのが、
私が心の世界について現在学んでいる
『ビリーフリセット®』の理論なのです。

投稿者プロフィール

末広 康三
末広 康三
 <すえひろ・やすみつ>
 現役の公立小学校教師。神奈川県生まれ。これまで2,000人以上を直接指導。
 40歳代後半、家庭では自身の子どもの不登校を経験し、仕事では「うつ」を発症。職場復帰後、大塚あやこ氏が提唱する「ビリーフリセット心理学®」と出会い、関心のあった「心のしくみ」についての学びを深める。
 現在、小学校勤務と並行して、『心理の視点を取り入れて<問題>を俯瞰し、見つめ直してみる』という手法を教育・家庭・仕事に生かすべく、現場での実践や学習会・講演会などを行っている。
 ・ビリーフリセット®シニアアドバイザー
 ・企業研修ファシリテーター
  (一般社団法人ビリーフリセット®協会 認定)

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