そうだ、ブラームス聴こう!!

晩秋の写真1 

空はカラッと晴れているのに、キリッと引き締まるような空気感。昨日は、「晩秋」と呼ぶにふさわしい一日でした。
そんな時、私の中で湧きあがってくる感情。「そうだ、ブラームス聴こう!!」

なぜか、訝しげな顔をされる…。

少し前の話ですが、年上の女性との雑談中、何かのきっかけで音楽の話題になりました。好きな音楽のジャンルを問われ、

「クラシックです。それに、ジャズも好きです。」

と答えたら、なぜか訝しげな顔をされてしまいました。そして、「へぇ~、そうなんだ…。」と言ったきり、別の話題に振られてしまったのでした。

「強制終了」以前の自分だったら、きっとこの時点で激しく落ち込んでいたことでしょう。相手に「自分を否定された」と『勝手に思い込んで』しまい、『ほら、やっぱり自分はクラシックなんか似合わないダメな人間なんだ。』という証拠集めをしてたでしょうから…。

でも、訝しげな顔をされたときの私は、こんな風に思っていました。
「あなたが私のことをどう思おうと、それはあなたの考え。私は、それに振り回されない。大丈夫。」

「秋は、やっぱりブラームス!」

話がかなり逸れてしまいましたが、私が一番好きな音楽のジャンルは、クラシック!! オーケストラ作品が特に好きです。
そして、好きな作曲家の一人がブラームス。少し渋めの色合いで、それでいて人間の機微に触れるような音楽になっているところが、たまらなくいいのです。

というわけで、昨日は「交響曲第1番」を繰り返し聴いていました。

第1楽章の導入部。弦楽器の合奏とともにティンパニーが刻む確固たるリズム。心臓の鼓動のようにも聴こえてきます。ウーン、たまらん!

第4楽章の主役は、ベートーヴェンの「第九」第4楽章の有名なあのメロディーをモチーフにしたとされるメロディー。これも繰り返し出てきて、ああ、心に染み入るなあ…。

こんな拙い表現では分かりにくいと思うのですが、ブラームスは秋の雰囲気にピッタリと合うのです。
興味を持たれた方は、一度チャレンジして聴いてみてください。「交響曲第4番」も、おススメです。

投稿者プロフィール

末広 康三
末広 康三
 <すえひろ・やすみつ>
 現役の小学校教師としてバリバリと仕事をこなしてきたが、ある朝、突然動けなくなり「強制終了」を体験。職場復帰後、友人経由で転送されてきた「とあるブログ」をきっかけに自己探求に目覚め、「心のしくみ」についての学びをスタートさせる。
 現在、小学校勤務のかたわら、これまでの経験を活かし、[心のしくみ]や[人としてのあり方・生き方]を先生・保護者・子どもたちに伝えていきたい」という願いを実現すべく、カウンセラー・セミナー講師を目指し修行中。

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