皆さんには、ジャンルに関係なく
「お気に入りの曲」
というものがあるかと思います。
私にもいくつかあるのですが、
その中でも
「とっておき」
な曲があるのです。それは…。
G・マーラーの『復活』!!
クラシックの中でも、
わりと有名なのが
G・マーラーの交響曲第2番『復活』
5楽章構成で、
第4・5楽章には
ソリストと合唱が入ります。
演奏には、通常80分以上かかり、
オーケストラは100人超の編成。
少なくとも200人近い人間が一斉に演奏にかかわるという、
まさに「超大曲」なのです。
では、なぜ私にとって、
この曲が
「とっておき」
のお気に入り曲で
あるのか?
かつて、合唱団員として、
初めて『復活』の演奏に参加したとき、
「なんじゃ、こりゃー〇※@□?*!!」
と、圧倒的な衝撃を受けたのです。
その衝撃とは、
「音で、精神世界を表現している!!!!!」
初めてこの曲を歌ったのは、
20歳代はじめの頃。
深遠なドイツ語の歌詞に、
内容がうまく読み取れない部分もあって苦闘したけれど、
言わんとすることは伝わってきた。
歌の出番まで、合唱団は
オーケストラの後ろにいて
控えているのだけれど、
ある時は、
ホール一杯に鳴り響いたかと思えば、
またある時は、
再弱音でどこからともなく
音が生まれてくる…。
表現の幅がとてつもなく広く、
オケの中にいて
圧倒的な音のシャワーを浴びるのが
とても楽しかったことを覚えています。
それから何度か、
この『復活』の演奏に参加したり、
聴衆としてホールで聴いたりする
機会に恵まれました。
その度に、なんか知らん
「あちらの世界」からのエネルギー
を感じ、幸せな気分になって
家路についたのでした。
『何かが始まる』ときのサイン。それが、G・マーラーの『復活』
最近、この『復活』を
繰り返し聴いています。
「ああ、聴きたいなあ。」
そんな気持ちが湧いてきたとき、
集中して、何日も
CDをかけっぱなしにしています。
『復活』を聴きたくなった時、
それは私にとって
『何かが始まる』ときのサイン。
なのです。
これまでにも、
何度もこうした経験がありました。
気分がとてつもなく落ち込んでいた時、
『復活』を聴いて、復活する!!
ことができた、なんて
冗談みたいな出来事もありました。
さて今回、
『復活』を集中的に聴きまくっている。
ということは、
これから何かが始まる前兆。
自分の内面にあるものが、
何かのサインを送ってきているような気がして、
これからどんなことが始まるのか、
とてもワクワクしています。
投稿者プロフィール
-
<すえひろ・やすみつ>
現役の公立小学校教師。神奈川県生まれ。これまで2,000人以上を直接指導。
40歳代後半、家庭では自身の子どもの不登校を経験し、仕事では「うつ」を発症。職場復帰後、大塚あやこ氏が提唱する「ビリーフリセット心理学®」と出会い、関心のあった「心のしくみ」についての学びを深める。
現在、小学校勤務と並行して、『心理の視点を取り入れて<問題>を俯瞰し、見つめ直してみる』という手法を教育・家庭・仕事に生かすべく、現場での実践や学習会・講演会などを行っている。
・ビリーフリセット®シニアアドバイザー
・企業研修ファシリテーター
(一般社団法人ビリーフリセット®協会 認定)
詳しいプロフィールはこちら。
最新の投稿
- 2025年1月7日未分類子どもがとったその行動 ⇒そうせざるを得なかった『理由・背景』に目を向けてみる
- 2024年12月26日未分類もう、『自分にダメ出し』しなくていい! 子どもと向き合うヒントは『自分と向き合うこと』にあった!!
- 2023年11月12日未分類「秋土用」・・・『頭・心・体』を整えるきっかけにしてみた
- 2023年10月9日未分類思い出のフルーツとの思いがけない再会。その意外な一面を知ってさらにビックリ!!