『心屋仁之助手帳2018』からの気づき

2年前から『心屋仁之助手帳2018』を使っています。
毎週書かれているメッセージの一つが、最近の私の気持ちに、スマッシュヒットしたのでした。

kumo 18-007

Kokoroya’s Message

スケジュールを書き込むとき、
見開きページの右上にある、心屋さんのメッセージを読みます。

いつもは、「そうだよなあ」「ふむふむ」などと感心しながら読んでいるのですが、今回はちょっと違いました。

3月第2週のスケジュールを書き入れている最中のこと。

いつものようにメッセージを読んだとたん、その言葉が、私の心にスマッシュヒットしてしまったのです。

そのメッセージとは……

 

「怖がったままで 前に進むのだよ」

 

そうだよ、そうだよ、そうなんだよ。

今まで、自分は怖がっていて、ちっとも前に進まなかったんだよ。

「石橋を叩いて渡る」のではなくて、
「石橋を叩いて壊し」てしまい、前に進めなくしていたんだよ。

自分でそんなことをしておきながら、
激しく後悔して、
「自分なんて、どうせ…。」
って、自分責めばかりしてきたんだ。

 

なんてことが一瞬にして思い起こされて、しばらくの間、茫然としてしまったのでした。

自分の「ビリーフ」に気づく

「ビリーフ」とは、一言で言うと、
自分がこれまで生きてきた中(特に幼少期に)で作ってきた、思い込み(信念)のことを指します。

自分が生きていくために、自分を守っていくために必要な防衛反応みたいなもので、

突き詰めて言えば、人間が人間として生きていくために、古代から身につけてきたもの、ともいえるでしょう。

さて、心屋さんのメッセージから受け取ったことを、自分自身に置き換えてみると…。

 

実は、幼少期にとても怖い思いをしたことがあり、
「ああ、この次は慎重にやらないといけないな。」と思ったことがありました。

同じようなことが度重なって起き、
「やっぱり、慎重にやらないとうまくいかないんだな。」と思い込んでしまい、

ものごとは、慎重に進めなくてはいけない (そうしないと失敗して、自分が痛い目に合うから)

 

という「ビリーフ」を、自分で作ってしまったのかもしれません。

おぼろげだけど、幼少期にそんな経験があり、それに気づかないまま大人になってもそれをずっと引きずってきた、
ということになります。

「ビリーフ」を「リセット」する

大人になった今、縁あって心理学の勉強をするようになりました。

自分の内面に迫っていくと、

ここにも、あそこにも、あっちにも!!

って感じで、たくさんのビリーフが出てきたのです。

思い込みに気づき、一つ一つ外して(リセット)いけば、自分の内面がクリアになり、気持ちが安定してきます。

心理学の勉強をしながら、自分の「ビリーフ」を「リセット」してきてはいるのですが、

今回、心屋さんのメッセージを目にしたとたん、

ガガガガーン!!!!!!!!

となってしまったのは、

一度はリセットしたと思っていたビリーフの奥底に、さらに強力な「ビリーフ」が根を張っていた、ということだったのでした。

「リセット」したら「前に進む」

ビリーフをリセットしたら、それでもう安心!!
でもよいのですが、

心の安定が図られたということで、

・これまで自分ができなかったこと
・やりたくても勇気が持てなくて、躊躇していたこと

などについて、「よし、やってみるか!!」という気持ちにもなってきます。

今までとは違った心持ちで、ものごとに取り組むことができるようになるのです。

これが、私が学んでいる

『ビリーフ・リセット®』

の考え方なのです。

このお話は、また次の機会にも触れていこうと思います。

 

さて、春分を過ぎ、自分の中で、何やらエネルギーが動き出している気配を感じています。

「怖がったままで 前に進むのだよ」

このメッセージは、私が前に進もうとしていることについて、強力に後押しくれる言葉であることに、改めて思い知らされたのでした。

投稿者プロフィール

末広 康三
末広 康三
 <すえひろ・やすみつ>
 現役の小学校教師としてバリバリと仕事をこなしてきたが、ある朝、突然動けなくなり「強制終了」を体験。職場復帰後、友人経由で転送されてきた「とあるブログ」をきっかけに自己探求に目覚め、「心のしくみ」についての学びをスタートさせる。
 現在、小学校勤務のかたわら、これまでの経験を活かし、[心のしくみ]や[人としてのあり方・生き方]を先生・保護者・子どもたちに伝えていきたい」という願いを実現すべく、カウンセラー・セミナー講師を目指し修行中。

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