師走だからこそ、神社お参りして静かにこの一年を振り返る。

 

所用があり、静岡県御殿場市に出向きました。
車を走らせている途中、
ふとあることを思い出しました。

「思い立ったが吉日」ということで、
その場所に、ちょっと寄り道してみました。

同じ静岡県の小山町にある
「冨士浅間神社」です。

師走のこの時期、初めての神社にお詣りできる!
というチャンスに巡り合った意味を
お伝えしたいと思います。

 

そこは、ずっと気にかけていた神社だった

コンダクター/ビリーフリセット®アドバイザーの末広康三(すえひろ やすみつ)です。

 

一時期、山梨県河口湖町に
頻繫に車で通っていたことがあります。
当時は、高速料金を払うのが惜しくて、
下道(したみち)ばかりを通っていました。

国道246号線から須走方面に抜ける
近道(山道)を上り切った真正面に、
この冨士浅間神社が見えてきます。
あまりにも堂々と鎮座しているので、
一度は立ち寄りたいと思っていたのですが、
なかなかその機会が持てずに、
あれから20年近くが経ちました。

 

師走のこの時期、
当時のことを急に思い出したのには、
何らかの意味があるのでは?と思い、
初めての神社にお詣りすることにしました。

 

師走だからこそ、この1年を振り返りたい。

ここに至るまでの長い山道が、
参道であったことが見て取れます。
鳥居の手前にある「信しげの滝」。
この水は、富士山からの伏流水でしょうか。
かつてはここで、参詣者は一休みしたのでしょうか。

21-0211 滝

 

気温は、正午近いのに0℃。
木立に囲まれ、外の音が遮断されて、
実に静謐(せいひつ)な空間。
この境内には、私たった一人だけ。

 

21-0212 本殿

「ここで、今年一年間を静かに振り返ろう。
今、そのチャンスが与えられたんだ!!」

そう気づいた私は、本殿に向けて手を合わせ、
この一年間のお礼を伝えるとともに、
静かに振り返ることにしたのでした。

 

初詣に行き、その年一年の計を立てることは、
私も含め、多くの方がされていることと思います。

「『出す』からこそ、『入って』くる。」

という、自然の理(ことわり)に従うならば、

新しい願いを立てるその前に、
それまでのことを振り返る(出す)。
こうすることで、
新しい願いが叶いやすくなる(入る
のではないか、と。

お詣りした後、こんな考えも
ふと思い浮かんできました。

 

 

21-0213 鳥居

今回、私はこのような機会に巡り合ったことで、
思いがけず、
今年一年間の振り返りをすることができました。
新年に初詣に出掛けるのが、
ますます楽しみになってきました。

新年まで、あと一週間あります。
新年の慌ただしさを迎える前の
近所にある氏神様などにお詣りし、
心静かに、この一年間を振り返ってみてはいかがでしょう。

 

 

投稿者プロフィール

末広 康三
末広 康三
 <すえひろ・やすみつ>
 現役の小学校教師としてバリバリと仕事をこなしてきたが、ある朝、突然動けなくなり「強制終了」を体験。職場復帰後、友人経由で転送されてきた「とあるブログ」をきっかけに自己探求に目覚め、「心のしくみ」についての学びをスタートさせる。
 現在、小学校勤務のかたわら、これまでの経験を活かし、[心のしくみ]や[人としてのあり方・生き方]を先生・保護者・子どもたちに伝えていきたい」という願いを実現すべく、カウンセラー・セミナー講師を目指し修行中。

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