『ゆるむ』ことの大切さに気づく

体のあちこちに痛みが出てきたので、整体
に行ってきました。
そこで、あることに改めて気づいたのです。

『神の手』に、我が身体を委ねる

股関節が痛くて、歩き出しの第一歩が辛い。
体の動く範囲が、自分の想定している動き
よりも小さくなってしまい、ケガをしそう
になってヒヤッとする場面も増えてきた…。

ということで、『神の手』をもつと評判の
整体師さんのもとへ行ってきました。

先生は、まず、痛みの症状やこれまでの状況
などをじっくりと聞いてくれます。
そして、少し離れた位置から体全体を俯瞰し、
しばらく見つめてから、ポツリと一言。

「よし、ここが歪んでいるな…。」

ここからが、先生の本領発揮。

私は、治療台の上に仰向きに寝ています。

背中と、腰と、肩甲骨のあたりを指で押さえ、
何やら、気合を入れています。
痛みは、全くありません。

何をされているかよく分からないまま、
私はただ、先生に身を任せています。

1分ほどたったかな? と思ったら、
「よし。これでどうですか?」
と、先生からの一言。

仰向けになって膝を立てた状態から、
膝を外側に開く。
あれあれ?
さっきまで、股関節に走っていた激痛がない!!
しかも、両方の膝がしっかりと開き、
ベッドにピタッとくっついている!!!!!

驚いている間もなく、先生からのお言葉。
「(身体)全体のバランスを取ろうね。」
腕、肩甲骨、背骨、腰など、いくつかのツボ(?)を触わられて、はい、施術終了。

立ち上がって歩くと、先ほどとは別人のよう。
体が軽くなって、スイスイと歩けます。
ここまで、5分とかからなかったでしょう。

『ビリーフリセット®』理論との共通点

今、私はカウンセラーを目指していますが、
『ビリーフリセット®』理論をもとにして
学んでいる最中です。

今回受けた整体では、レントゲンも撮らず、
外科的な処置も一切しませんでした。
整体としては当然のことなのでしょう。

さて私は、整体とビリーフリセットとの間に、
こんな共通点を見つけたのでした。それは、

『外側だけではなく、内部にも思いを致す。』

ということです。

【『神の手』による整体の施術】
「表面」に表れていること(痛み)を通して、
体の「内側」で起きていること(骨格のゆがみ)をつかみ、そこに直接アプローチする。

【『ビリーフリセット』の手法】
「表面(顕在意識)」に表れていることを通して、
「内側(潜在意識)」にあるビリーフ(思い込み)
をつかみ、直接アプローチする。

つまり、
「内側(骨格の仕組み・潜在意識にあるもの)」
をつかみ、それを解放して「ゆるめ」ていくと、
「表面(痛み・顕在意識にある思考や行動)」
が劇的に変わってくる!! ということなのです。

『神の手』による整体と『ビリーフリセット』。
どちらも劇的な効果を生む手法である、
ということに気づき、自分でも驚いています。

『ビリーフリセット®』理論については、
これだけの説明では分かりづらいことでしょう。
今後、具体的な内容を詳しく説明する機会を、
増やしていきたいと思っています。

里山の空 写真

 

投稿者プロフィール

末広 康三
末広 康三
 <すえひろ・やすみつ>
 現役の公立小学校教師。神奈川県生まれ。これまで2,000人以上を直接指導。
 40歳代後半、家庭では自身の子どもの不登校を経験し、仕事では「うつ」を発症。職場復帰後、大塚あやこ氏が提唱する「ビリーフリセット心理学®」と出会い、関心のあった「心のしくみ」についての学びを深める。
 現在、小学校勤務と並行して、『心理の視点を取り入れて<問題>を俯瞰し、見つめ直してみる』という手法を教育・家庭・仕事に生かすべく、現場での実践や学習会・講演会などを行っている。
 ・ビリーフリセット®シニアアドバイザー
 ・企業研修ファシリテーター
  (一般社団法人ビリーフリセット®協会 認定)

詳しいプロフィールはこちら。
PAGE TOP