自分を消耗させてしまう前に、『心と体を休ませる』予定を入れる

 

前回のブログ記事で、
スケジュールノートについて書きました。

その記事は、こちらから。

 

今回のテーマは、
「そこにどんな予定を書き込むか」
についてです。

これは、私なりのやり方なのですが、
大まかな仕事の予定や計画、
家族の予定などを書き込んだら、
「自分ファーストの予定」も書き込みます。

それが、
『自分の心と体を休ませる』予定枠
ということになります。

 

『自分の心と体を休ませる』のは「自分を守る」ため

コンダクター/ビリーフリセット®アドバイザーの末広康三(すえひろ やすみつ)です。

 

なぜ、このようなことをするのか?

それは、

7年前に「強制終了」を迎え、
約1年間の療養生活を余儀なくされた

という経験に端を発します。

 

職場復帰してから2年たった日のこと。
再び強制終了を迎えそうな状況に…。

ですが、前回の失敗で学んだことを踏まえ、
その手前で食い止めることができました。

「このままだと、前回の二の舞になる…。」

そう感じた私は、
その時の心と体の状態を包み隠さず上司に伝え、

『しばらくの間、予防的に休暇を取る

ことを実行したのです。

この思い切った選択が功を奏し、
1週間後にはエネルギーを回復。
また通常の生活に戻ることができました。

 

強制終了を迎える以前は、
『仕事を休む』
ことに抵抗がありました。

「お前はサボっている!」
「皆が働いているのに、ズル休みしている!!」

などと、周囲から思われるのが
とても嫌だったのです。
だから、どんなに疲れていても、
どんなに辛い思いをしても、
倒れる寸前まで自分を追い込み、
エネルギーを浪費することを続けていました。

これでは、
枯渇したエネルギーを回復するまで、
相当の時間がかかることになります。
その当時は、このことに全く気づかず、
ただ我武者羅に働き続けていました。

 

でも、強制終了を迎えた後は、

「自分を守る」ために、
『自分の心と体を休ませる』のは必要なこと

という思いが強くなりました。
そして、エネルギーを浪費しないためにも、

意図的・計画的に休暇を取って、自分を労わろう

と思うようになりました。

 

このことが功を奏してか、
自分が元気を回復することはもちろんのこと、
周囲の人々からのサポートをいただき、
互いに支え合おうという雰囲気も生まれてきました。

 

ポイントは、「体調を崩す前に休む」こと

さて、私流の予定の入れ方ですが…。

・行事やプロジェクトが立て込む前
・仕事が落ち着いて、人に任せても大丈夫な時

を目安にして、
何日か「休暇候補日」を挙げておきます。

 

体調を崩したら休む、

というのはごく一般的にあることですが、

「疲れる前に休む」「不調になる前に休む」

というのが、
実は大切なのではないかと考えます。

 

エネルギーを消耗した後に回復させる、
というのは、相当の時間と労力が要ります。

でも、
目減りしたエネルギーを早めに補充し、
来たるべき時にフルに使えるように備えておく。

という考え方は理にかなっているのではないでしょうか。

 

心と体の声を聴きながら自分を整え、
自分のペースを作って生活していく、

というスタイルを日常に取り入れていこう、
という「ちょこっと実験」なのです。

 

半日の休暇で、リフレッシュしてきました

年末に仕事が立て込むことが分かっているので、
その前に半日の休暇を取りました。
今回は3週間前に、休暇取得の予定を立てました。

 

海沿いの道をてくてくと歩き、
潮風を胸いっぱいに吸い込んで、
心も体もリフレッシュできました。

21-020 江ノ島の夕陽

こんなに素敵な夕日にも巡り会い、大満足!!

お陰様で、翌日からは、
予想以上のペースで
年末の仕事をこなすことができたのでした。

 

間もなく、新しい年を迎えます。

新調したスケジュール帳に、

自分を消耗させてしまう前に、
『心と体を休ませる』予定を入れる

ことを実践してみてはいかがでしょう?

きっと、何かが変わるきっかけになる!

そんな風に、私は思っています。

 

 

投稿者プロフィール

末広 康三
末広 康三
 <すえひろ・やすみつ>
 現役の小学校教師としてバリバリと仕事をこなしてきたが、ある朝、突然動けなくなり「強制終了」を体験。職場復帰後、友人経由で転送されてきた「とあるブログ」をきっかけに自己探求に目覚め、「心のしくみ」についての学びをスタートさせる。
 現在、小学校勤務のかたわら、これまでの経験を活かし、[心のしくみ]や[人としてのあり方・生き方]を先生・保護者・子どもたちに伝えていきたい」という願いを実現すべく、カウンセラー・セミナー講師を目指し修行中。

詳しいプロフィールはこちら。
PAGE TOP