JRの特急列車で聞いた車内放送。
自動音声放送の(車掌さんではない)
案内・到着アナウンス。
男性(バリトン)の声の雰囲気や
話し方がとても落ち着く。
また聞きたくなってしまう声音が、
何だかとても気になる…。
子どもの頃の憧れの一つが、
「電車の車掌さんになる」ことでした。
そんなことを思い出していたら、
「自分もこのアナウンス、やってみたい。」
という気持ちが急に湧いてきました。
自分でもちょっとびっくり!!
帰宅してこの体験を話したら、
家族には笑い話にされたのですが…。
それから1週間もしないうちに、
思いもかけないところから
「あるオファー」がありました。
えっ、自分でいいんですか?
ビリーフリセット®アドバイザー/コンダクターの末広康三(すえひろ やすみつ)です。
勤務先の留守番電話。
音声案内の内容を変更することになり、
同時にアナウンスの声も変えることになりました。
すると、上司から
「ぜひ、やっていただけませんか?」
との打診。
思いがけない申し出だったので、
「なぜ、私が候補に挙がったのですか?」
と尋ねると、
「あなたの声がふさわしいから。」
と、何ともストライクなご回答。
これは、チャンスだ。
こんなオファー、滅多にあるものではない。
四の五の言わずに引き受けよう!!
「石橋を叩いて、叩いて、叩いた末に、砕け散って渡れない」
ことを繰り返してきた私にしては、
まさに電光石火の即断即決。
翌日、原稿を渡されて、無事に2本録音。
外部の方からも好評のようで、
私としても嬉しく思っています。
「願い」が「叶う」とき
ここまで読んでいただいて、
あれ? 何か変だな??
と思われた方もいるのではないでしょうか。
だって、オーダーした願いは、
「特急列車の案内アナウンス」
だったのに、
叶えられたことは、
「留守番電話の音声案内アナウンス」。
似ても似つかないではないか、と。
でも、私はこれでいいと思っています。
「特急列車の案内アナウンス」
「留守番電話の音声案内アナウンス」
双方の根底にある共通点は、
・自分の声を活かすことができる。
・不特定多数の方に聞いていただける。
・聞いていただくことで、人様のお役に立てる。
一見、似て非なるものであるようなことに
私がワクワクしたのは、
この根本につながる共通点に
触れることができたからだと思っています。
「願い」が「叶う」までのプロセスも楽しもう
さて、最初に申し上げた
「願い」を表出すると、「叶う」方向へと動き出す。
というお話。
実際に、
誰かがこの「願い」を聞きつけて
「叶う」につながるアプローチを
示してくれるかもしれません。
また、「願い」を表出することで
自分のモチベーションが上がり、
「叶う」ための様々な取組を進める
持続力や加速度が増すかもしれません。
それがダイレクトな形で実現しなくても、
最終目的地までの道のりとして、
少しずつ近づいていくことができるのであれば、
そのプロセスで起きる出来事も、
十分に面白いのではないかと。
それもひっくるめて楽しんでいこう、
という気持ちの余裕が出てきているのかもしれません。
「願い」を表出すると、「叶う」方向へと動き出す。
「留守番電話の音声案内アナウンス」
のお役が回ってきたことは、
「特急列車の案内アナウンス」を
実現するための第一段階を通過した、
ととらえています。
今後、どのような展開が待っているのか、
とても楽しみにしている自分がいます。
投稿者プロフィール
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<すえひろ・やすみつ>
現役の公立小学校教師。神奈川県生まれ。これまで2,000人以上を直接指導。
40歳代後半、家庭では自身の子どもの不登校を経験し、仕事では「うつ」を発症。職場復帰後、大塚あやこ氏が提唱する「ビリーフリセット心理学®」と出会い、関心のあった「心のしくみ」についての学びを深める。
現在、小学校勤務と並行して、『心理の視点を取り入れて<問題>を俯瞰し、見つめ直してみる』という手法を教育・家庭・仕事に生かすべく、現場での実践や学習会・講演会などを行っている。
・ビリーフリセット®シニアアドバイザー
・企業研修ファシリテーター
(一般社団法人ビリーフリセット®協会 認定)
詳しいプロフィールはこちら。
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