『横並び一直線』でなくてもいい。①

昨日は、多くの公立の小・中学校で入学式がありましたね。
新たな門出に際し、思うところを一言。

小学校に入学した1年生。
国語の授業では、

「ひらがな」⇒「かたかな」⇒「漢字」

の順番で文字を学習していきます。

そこで、よく耳にするのが、新入生のお母さん方のこんな会話。

Aさん:「うちの子、漢字が書けないのよ。ひらがなは読めるんだけど。」

Bさん:「あら、うちは保育園で漢字を習ったわ。1年生で習う漢字80文字、もう全部書けるわよ。」

Aさん:「えーっ!! うちの子、勉強できないのかしら…!? すぐに学習塾に通わせて、漢字を書けるようにしなくちゃ!!」

そんなに焦らなくても大丈夫ですよ、Aさん!!

Bさんのお子さんは、たまたまそういう環境にあっただけの話。

Aさんのお子さんが、学習で後れを取っているという訳ではないのですよ。

この続きは、次回のブログで!!

投稿者プロフィール

末広 康三
末広 康三
 <すえひろ・やすみつ>
 現役の公立小学校教師。神奈川県生まれ。これまで2,000人以上を直接指導。
 40歳代後半、家庭では自身の子どもの不登校を経験し、仕事では「うつ」を発症。職場復帰後、大塚あやこ氏が提唱する「ビリーフリセット心理学®」と出会い、関心のあった「心のしくみ」についての学びを深める。
 現在、小学校勤務と並行して、『心理の視点を取り入れて<問題>を俯瞰し、見つめ直してみる』という手法を教育・家庭・仕事に生かすべく、現場での実践や学習会・講演会などを行っている。
 ・ビリーフリセット®シニアアドバイザー
 ・企業研修ファシリテーター
  (一般社団法人ビリーフリセット®協会 認定)

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